足場王顧客様に聞いた!貸倒れの実態調査
2023年11月18日 発行
建設業界では、報酬の請求は工事完成後になり、売掛金の回収期間が長期にわたることも少なくありません。天候に左右されることも原因の一つで、雨や雪、風による影響で予定通りに工事が進まないことがあります。工事の完成が遅れることで売掛金の回収期間が長くなり資金繰り悪化の要因となっていることがあります。
今回は、「貸倒れ(売掛金未回収)」の実態調査として足場王顧客様にアンケートにご協力頂きました!
「ある」と答えた方は約6割と、多くの方が貸倒れの経験がある事がわかりました。
Q.売掛金の回収はできましたか?「できなかった」と答えた方は約9割という結果が出ております。
Q.損害金額はいくらでしたか?"1件あたりの金額が大きいケースもあれば、未回収案件が重なり損害額が増えてしまうケースもあるようです。 また、損害金額だけでなく、回収時のコストもかかってしまえばその分の利益も減ることになります。"
Q.対応に費やした時間はどのくらいですか?売掛金の回収には多くの時間を費やしていることが分かります。
Q.対応時に苦労したことは何ですか?(複数回答あり)貸倒れの経験は半数以上と多くの方が経験しているという結果になりました。売掛金が支払われない理由は様々ありますが、回収できるケースは少ないということがわかります。
売掛金の回収が困難になった場合に生じるリスクは?
アンケートの「対応時に苦労したこと」にもあるように、売掛金が支払われないことによって様々な対応が必要になり、以下のようなリスクが生じてきます。
①資金繰りの悪化
売掛金は取引によって発生した債権(取引先に支払いを求める権利)になりますが、お金としてまだ回収されていません。
一般的に、会社の資金計画は、売掛金による入金予定を前提としているので、予定していた売掛金が回収されないと資金の不足が生じ、銀行からの借入や支払い期限の延長など資金調達の代替手段を検討する必要があります。
②利益の減少
売掛金が回収不能になると、それまでにかかっている仕入れ代金、人件費、販売管理費などのコストや費用が回収できない状態となります。
③取引先との関係の悪化
自社での管理不足により照会や督促が長期に遅れる場合も考えられますし、先方の経営状態が悪く支払いが困難な状況にある場合もあります。新規の取引先であったり、長年取引がありる会社の場合、その後の取引に関して継続していくべきなのか、簡単には踏み切れない実情があることもよく見受けられます。
貸倒れになる前に、事前に売掛金の回収が滞りなく出来るよう対策を打つことが必要になります。不要なコストやキャッシュアウトを生じさせないために、お取引先様との関係性にも配慮していかなければなりません。
貸倒れに関するお悩みは足場王の「あんしん売掛保証サービス」が解決します!
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